英語の補語とは、主語や目的語を補足して文を完成させる要素のことです。
補語は、文の意味を明確にするために欠かせない要素で、主語の説明(主格補語)や目的語の説明(目的格補語)として使われます。
例えば、
「She is a teacher.」のような文では、
「a teacher」が補語として主語「She」を説明しています。
このように、補語は文を意味のあるものにするために重要です。
この記事では、補語の種類や使い方をわかりやすく解説し、例文を使って理解を深めていきます。

補語とは?基本の意味と役割
補語(Complement)とは、主語や目的語について詳しい説明を加え、文を完成させるための要素です。
補語があることで、文全体の意味が明確になり、自然な英文になります。
補語が必要な理由
英語の中には、補語がなければ意味が伝わらない文があります。
特に、be動詞や感覚を表す動詞(seem, look, feelなど)は補語を必要とすることが多いです。
She is a doctor.(彼女は医者です)
→ 「a doctor」が補語として「She」を説明しています。
補語の種類と役割
補語には、大きく分けて主格補語と目的格補語の2種類があります。
それぞれの違いを見ていきましょう。
(1) 主格補語(Subject Complement)
主格補語は、主語について説明するための補語です。be動詞や感覚動詞の後に続きます。
He is happy.(彼は幸せです)
→ 「happy」が補語として主語「He」を説明しています。
The sky looks blue.(空は青く見える)
「blue」が「the sky」の状態を補足しています。
(2) 目的格補語(Object Complement)
目的格補語は、目的語の説明をするために使われます。
目的語の状態や性質を明確にします。
They named him John.(彼らは彼をジョンと名付けました)
→ 「John」が目的語「him」を説明する補語です。
She painted the wall white.(彼女は壁を白く塗りました)
→ 「white」が「the wall」の状態を補足しています。



補語と他の文法要素との違い:見分け方とポイント
補語は、文の要素として主語や目的語を補完しますが、形容詞や副詞と混同しやすいこともあります。
ここでは、補語と他の文法要素の違いについて解説します。
補語と形容詞の違い
形容詞も名詞を修飾しますが、補語は文の一部として不可欠な要素です。
形容詞は補語の一部として使われることもあります。
She looks tired.(彼女は疲れているように見えます)
→ 「tired」は補語であり、主語「She」の状態を説明しています。
[形容詞がただの修飾語として使われる場合]
She bought a tired-looking dog.(彼女は疲れた様子の犬を買いました)
→ ここでは「tired-looking」が「dog」を修飾する形容詞句です。
補語と副詞の違い
補語が主語や目的語を説明するのに対し、副詞は動詞や形容詞を修飾します。
He painted the wall white.(彼は壁を白く塗った)
→ 「white」は補語で、目的語「the wall」の状態を表しています。
[副詞の例]
He painted the wall quickly.(彼は壁を素早く塗った)
→ ここでは「quickly」が動詞「painted」を修飾する副詞です。
補語と目的語の違い
目的語は動作の対象を表しますが、補語はその目的語や主語の状態や特性を補完します。
They named him captain.(彼らは彼をキャプテンと名付けた)
→ 「him」が目的語、「captain」が目的格補語です。
覚えておきたいポイント
- be動詞や感覚動詞の後に続く形容詞や名詞は、補語として扱われることが多いです。
- 補語があることで、文が自然で意味の通るものになります。
- 副詞や形容詞とは異なり、補語は文の構成に欠かせない要素です。



補語を使いこなすための学習方法とコツ
補語の正しい使い方を身につけるには、理論の理解と実践的な練習が重要です。
ここでは、補語を使いこなすための効果的な学習法を紹介します。
よく使われる動詞と補語をセットで覚える
補語は、特定の動詞(be動詞や感覚動詞など)と組み合わせて使われます。
よく使われる動詞と補語の組み合わせを覚えることで、スムーズに使いこなせるようになります。
- be動詞 + 補語:
- She is a teacher.(彼女は教師です)
- 感覚動詞 + 補語:
- He looks happy.(彼は幸せそうに見えます)
文型練習で補語の位置に慣れる
文型の理解を深めるために、SVC(主語 + 動詞 + 補語)や SVOO(主語 + 動詞 + 目的語 + 目的格補語)など、実際の文型を使って例文を作りましょう。
- My dream is to be a doctor.(私の夢は医者になることです)
- They made her captain.(彼らは彼女をキャプテンにしました)
例文を自分でアレンジして練習する
既存の例文を参考にしながら、自分の生活や興味に合った内容にアレンジして作文すると、補語の使い方が自然と身につきます。
- I feel hungry after work.(仕事の後はお腹が空いています)
- He seems tired today.(彼は今日は疲れているようです)
ネイティブの文章を読んで補語の使い方を学ぶ
英語の本や記事、映画の台詞などを通して、補語が使われている実際の場面を観察することも効果的です。
そうすることで、自然な使い方を身につけることができます。



まとめ:補語の理解で英語の表現力をアップさせよう
補語は、主語や目的語を補足して文の意味を完成させる大切な要素です。
正しい補語の使い方を覚えることで、自然で正確な英語表現ができるようになります。
ここで学んだ内容をおさらいし、補語を使いこなしましょう。
- 補語とは?:主語や目的語を補完し、文の意味を明確にする要素
- 補語の種類
- 主格補語:主語を説明する(例:She is happy.)
- 目的格補語:目的語を説明する(例:They named him John.)
- 補語と形容詞・副詞との違い
- 補語は文の構成要素として必要不可欠。形容詞や副詞は修飾語として使われる。
- 補語の学習方法
- よく使われる動詞との組み合わせを覚える。
- 文型に慣れるために例文をアレンジして練習する。
補語をマスターするためには、例文を使った練習が効果的です。
映画や本の中の英語表現にも補語がよく登場するので、日常生活の中で見つけてみましょう。
学んだ知識を使いこなすことで、自然な会話ができるようになります!


