英語で数字を正しく使いこなすことは、日常会話やビジネスシーンでとても重要です。
電話番号の伝え方や、日付、価格の表現など、数字の使い方を理解することで、コミュニケーションが円滑になります。
特に、大きな数字や序数(first, second, third)は、慣れていないと難しく感じることもあります。
この記事では、英語の数字の基本から応用までをわかりやすく解説します。
例文を交えながら、数字を自信を持って使いこなすためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
英語の数字の基本:1から100までの数え方をマスターしよう
英語の数字を使いこなすには、まず基本的な数字の読み方や数え方を覚えることが大切です。
1から100までの数字は、日常の会話や取引で頻繁に使われます。
ここでは、数字の基本形と発音のポイントを見ていきましょう。
1から10までの数字の一覧
数字 | 英語 | 発音のポイント |
---|---|---|
1 | one | 「ワン」 |
2 | two | 「トゥー」 |
3 | three | 「スリー」 ※舌を噛む |
4 | four | 「フォー」 |
5 | five | 「ファイヴ」 |
6 | six | 「シックス」 |
7 | seven | 「セブン」 |
8 | eight | 「エイト」 |
9 | nine | 「ナイン」 |
10 | ten | 「テン」 |
11から100までの数字のルール
- 11~19は特殊な形ですが、teenで終わる単語が多いです。
例:13 = thirteen, 15 = fifteen
- 20, 30, 40…などの十の位の数字は「-ty」で終わります。
例:20 = twenty, 30 = thirty
- 21~99のように十の位と一の位を組み合わせる場合は、「and」などを使わずに数字を続けます。
例:45 = forty-five, 67 = sixty-seven
発音の注意点
- three(3)は舌を軽く噛んで発音します。
- thirteen(13)とthirty(30)は発音が似ているため注意が必要です。
けん
「thirteen」と「thirty」って、間違えやすいよね…。
ゆみ
そうそう、電話番号とか言うときに間違えると焦っちゃう!
サラ
その通りです!練習を重ねて発音をクリアにすることが大切ですよ。
序数(1st, 2nd, 3rd)の使い方:日付や順位でよく使われる表現
英語では、「1つ目」「2つ目」のような順番を表現する際に、序数(ordinal numbers)を使います。
特に、日付やスポーツの順位、説明する手順などでよく使われるため、習得しておくと便利です。
基本的な序数の一覧
数字 | 序数 | 読み方 |
---|---|---|
1 | 1st | first(ファースト) |
2 | 2nd | second(セカンド) |
3 | 3rd | third(サード) |
4 | 4th | fourth(フォース) |
5 | 5th | fifth(フィフス) |
10 | 10th | tenth(テンス) |
21 | 21st | twenty-first |
100 | 100th | hundredth |
序数のルールと発音のポイント
- 1, 2, 3は不規則な形で覚える必要があります(1st, 2nd, 3rd)
- 4以降の数字は「-th」をつけます(例:four → fourth)
- 20以上の数字は「十の位 + 一の位の序数」で表します
- 例:21 = twenty-first、22 = twenty-second
3. 序数の使いどころ
- 日付:Today is the 1st of October.(今日は10月1日です。)
- 順位:She finished 2nd in the race.(彼女はレースで2位でした。)
- 手順:First, open the door.(まず、ドアを開けてください。)
けん
「first」とか「second」って、スポーツでよく聞くよね!
ゆみ
うん、日付の表現も覚えておけば旅行先で使えそう。
サラ
まさにその通り!序数は身近な場面で頻繁に使いますから、しっかり身につけましょう。
日常会話での数字の使い方:電話番号・時間・価格を伝えるコツ
英語では、電話番号や時間、価格を正しく伝えることが重要です。
これらのシーンでの数字の使い方には、日本語とは少し違うルールがあるので注意が必要です。
電話番号の伝え方
- 数字を一つずつ区切って伝えるのが基本です。
例:090-1234-5678 → “zero nine zero, one two three four, five six seven eight”
- 「0」は「zero」または「oh」と言うことが多い。
- 例:080 → “oh eight oh”
時間の伝え方
- 時刻:数字の並びを「時」「分」で伝えます。
例:9:30 → “nine thirty”
- 正午と真夜中は「noon」「midnight」で表します。
- 例:12:00 → “noon”(正午)
- 「午後の3時」などを表すときは「AM / PM」を使います。
- 例:3:00 PM → “three PM”
価格の伝え方
- 「ドル」「セント」などの通貨単位を忘れずに伝える。
例:$5.99 → “five dollars and ninety-nine cents”
- イギリスでは**「pound」「pence」**、日本では「yen」を使います。
- 例:100円 → “one hundred yen”
けん
電話番号を英語で言うのって、意外と難しいんだよね…。
ゆみ
でも、慣れると自然に言えるようになるよね。旅行のときも便利だし。
サラ
その通り!日常会話で使う数字のパターンに慣れておくと、旅行先でも困りませんよ。
ビジネスシーンでの数字の使い方:正確さが求められる場面での表現
ビジネスでは、数字を正確に伝えることが重要です。
特に会議や電話会談、メールのやり取りで数字を使うときには、誤解が生じないように正確な表現を心がけましょう。
パーセントと割合の表現
- Percent(%)を使う場合
例:Sales increased by 5%.(売上が5%増加しました。)
- Fraction(分数)を使う場合
例:One third of the employees were absent.(従業員の3分の1が欠勤しました。)
金額の伝え方
- 大きな数字の場合は、数字を区切って読みます。
例:1,000,000 → “one million”
例:$1,250.75 → “one thousand two hundred fifty dollars and seventy-five cents”
期日やスケジュールの伝え方
- 日付は序数で表現することが多いです。
例:Please submit the report by the 15th.(15日までに報告書を提出してください。)
- 年を伝えるときは、数字を2つに区切ることが一般的です。
例:2024 → “twenty twenty-four”
データや統計の伝え方
- 数字を伝えるときは、「about」「almost」「exactly」などの修飾語を使うことで、より正確な印象を与えられます。
例:We have almost 10,000 active users.(私たちには約1万人のアクティブユーザーがいます。)
けん
ビジネスの数字って、読み方を間違えると大変だね…。
ゆみ
そうだね。でも、「million」と「billion」の違いを覚えておけば安心かな。
サラ
その通りです!正確さが求められる場面ほど、数字の扱いに注意しましょう。
まとめ:数字を使いこなして英語のコミュニケーションをスムーズに
英語での数字の表現は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。
電話番号の伝え方、日付や価格の表現、さらにはパーセントや統計の伝え方まで、正しく使いこなせるようになることで、英語のスキルが格段に向上します。
- 基本の数字(1~100)を理解し、日常の会話で使えるようにする
- 序数(1st, 2nd, 3rd)を使い、日付や順位を正確に伝える
- 電話番号、時間、価格などの具体的なシチュエーションで数字を自然に使えるようにする
- ビジネスシーンではパーセントや統計を正確に伝えることが重要
まずは、簡単な数字から練習して、慣れたら徐々に応用的な使い方に挑戦してみましょう。
サラ
日常会話でもビジネスでも、数字を正確に伝えることで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。