オンライン英会話や日常会話で、気づけば「and」や「but」ばかり使っていませんか?
英語の接続詞(conjunctions)は、単語や文をつなぎ、相手に自分の意図を正確に伝えるための重要なパーツです。接続詞を少し工夫するだけで、子供っぽい英語から卒業し、論理的で自然な大人の英会話ができるようになります。
この記事では、英会話初心者が知っておくべき接続詞の役割と3つの種類、そして実践的な使い方をわかりやすく解説します。

英語の接続詞とは?英会話での役割と3つの種類
接続詞は、単語や句、文をつなげる接着剤のような役割を果たします。
短い文をブツブツ切って話すのではなく、接続詞を使って意味をつなげることで、聞き手にとって理解しやすいスムーズな会話になります。
接続詞の3つの種類(比較表)
接続詞は大きく分けて以下の3種類があります。それぞれの役割を整理しておきましょう。
| 種類 | 役割・特徴 | 代表的な単語 |
|---|---|---|
| 等位接続詞 | 同じレベルの語句や文を対等につなぐ。会話の基本。 | and, but, or, so |
| 従位接続詞 | メインの文(主節)に、理由や条件などの補足情報(従属節)を付け足す。 | because, if, when, although |
| 相関接続詞 | 2つの要素をペアで使い、選択肢や対比を強調する。 | either…or, both…and |


等位接続詞:対等な関係をつなぐ基本の接続詞
等位接続詞(coordinating conjunctions)は、同じレベルの単語や句、文をつなげるときに使います。
日常英会話で最も頻繁に登場する基本の接続詞です。
主な等位接続詞と使い方
- and(~と~、そして)
- 例:I like apples and oranges.(私はリンゴとオレンジが好きです。)
- but(しかし)
- 例:She is tired, but she keeps studying.(彼女は疲れていますが、勉強を続けています。)
- or(または、~か~)
- 例:Do you want coffee or tea?(コーヒーか紅茶、どちらがいいですか?)
- so(だから、したがって)
- 例:It was raining, so we stayed inside.(雨が降っていたので、私たちは中にいました。)
等位接続詞で「2つの独立した文」をつなぐ場合、接続詞の前にコンマ(,)を置くのが一般的なルールです。
例:He wanted to go, but he was too tired.
従位接続詞:理由や条件を付け足す接続詞
従位接続詞(subordinating conjunctions)は、メインの文(主節)に、補足情報となる文(従属節)をつなぐときに使います。
英会話で「なぜなら〜」「もし〜なら」と話を広げたいときに必須の表現です。
よく使われる従位接続詞
- because(~なので):理由を説明する
- 例:I stayed home because it was raining.(雨が降っていたので家にいました。)
- if(もし~なら):条件を提示する
- 例:I will go if it stops raining.(雨が止んだら出かけます。)
- when(~するとき):タイミングを伝える
- 例:Call me when you arrive.(到着したら電話してね。)
- although(~だけれども):逆接・譲歩を表す
- 例:Although it was cold, we went hiking.(寒かったけれど、私たちはハイキングに行きました。)
従位接続詞を深く理解するには、「句と節」の違いや「従属節」の構造を知っておくと便利です。文法をしっかり整理したい方は、以下の記事も参考にしてください。
英語の「句」と「節」の違いとは?見分け方と種類をわかりやすく解説
相関接続詞:ペアで使って表現を豊かにする
相関接続詞(correlative conjunctions)は、2つの単語や句をペアで使う接続詞です。選択肢や対比を強調したいときに役立ちます。
- either…or(~か~か)
- 例:You can have either tea or coffee.(紅茶かコーヒー、どちらかをどうぞ。)
- both…and(~も~も両方)
- 例:I like both cats and dogs.(猫も犬も好きです。)
- not only…but also(~だけでなく~も)
- 例:He is not only kind but also smart.(彼は優しいだけでなく賢いです。)
利用シーン別:英会話で失敗しない接続詞の選び方
オンライン英会話などでよくあるのが、「and」や「so」ばかりを連続して使ってしまうという失敗です。シーンに合わせて接続詞を使い分けることで、より自然な英語になります。
1. 日常会話とビジネスでの使い分け
同じ意味でも、カジュアルな場面とフォーマルな場面で好まれる表現が異なります。
- 「しかし」の使い分け
日常会話:but(例:I wanted to go, but I was busy.)
ビジネス:however(※接続副詞として使用。例:I wanted to go. However, I was busy.) - 「なぜなら」の使い分け
日常会話:because(直接的な理由を強調)
ビジネス:since / as(相手も知っている前提の理由を添える場合)
2. 「and」の連続を避けるコツ
文を長くつなげすぎると、何を言いたいのかわからなくなります。適度に文を切り、別の接続詞(becauseやwhenなど)を混ぜるか、接続副詞(Also, Thereforeなど)を活用しましょう。
【FAQ】英語の接続詞に関するよくある質問
- Q. 接続詞と接続副詞の違いは何ですか?
- A. 接続詞(and, butなど)は、1つの文の中で「単語と単語」や「文と文」を文法的に直接つなぎます。一方、接続副詞(however, thereforeなど)は、文法的には文をつなぐ力がなく、独立した文の先頭に置いて意味的なつながりを示すために使われます。
- Q. 会話で「and」ばかり使ってしまいます。どうすればいいですか?
- A. まずは「so(だから)」や「because(なぜなら)」など、理由や結果を表す接続詞を意識して1回のレッスンで数回使う目標を立ててみてください。順接の「and」を減らすだけでも、論理的な話し方に変わります。
まとめ:接続詞を使いこなして英会話をスムーズに
英語の接続詞を正しく使うことで、文章の流れがスムーズになり、相手に自分の意図が伝わりやすくなります。
- 等位接続詞(and, but, or, so):基本のつなぎ言葉。
- 従位接続詞(because, if, although, when):理由や条件を論理的に付け足す。
- 相関接続詞(either…or, both…and):ペアで使い、選択や強調を表す。




