こんにちは、岡田です。
日差しが強くなり、気温が高くなってくると、飛び込み営業がしんどくなってきますよね。
では、雨の日はどうでしょうか?
「雨の日の飛び込み営業は、どうもテンションが上がらない」
「雨の日に営業に行っても、不審がられてしまうのでは?」
など、雨の日の飛び込み営業に対して、後ろ向きな気持ちの人も多いと思います。
ただ、雨の日の飛び込み営業は、実は効率が良くて、結果も出やすいものです。
今回は、なぜ雨の日の飛び込み営業が、結果が出やすいのかについてお話します。
雨の日に飛び込み営業しても熱意は伝わらない!
雨の日の飛び込み営業が、なぜ効率が良く結果が出やすいのか?というお話の前に、一つ大切なことを。
昔、私の上司が「雨の日に飛び込み営業に行った方が、こちらの熱意が伝わる」と、言っていました。
当時は、「この人ズレているな」と思っていたものです。
あれから10年以上経ちますが、今も考え方は変わっていません。
「雨の日に飛び込み営業をすれば、こちらの熱意が伝わる」、というのは、完全にこちら目線のモノの考え方です。
雨の日だからといって、よくわからない営業マンが来ても、誰も歓迎してくれませんよね。
むしろ、「雨の日にうっとうしい」と思われてしまいかねません。
営業でモノを売るためには、こちら目線ではなく、お客さんがどう考えて、どう行動するかを想定しなければいけません。
もちろん熱意を伝えるのは大切ですが、雨の日に飛び込み営業に行ったからといって、熱意は伝わりません。
もし、あなたに部下がいて「雨の日に飛び込み営業に行けば、情熱が伝わるんだ!」なんて言っていたら、バカにされてしまいますので、くれぐれも勘違いのないようにしてください。
雨の日でも晴れの日でも関係ない!営業目標の立て方と考え方で営業ノルマを達成する!
雨の日の飛び込み営業こそ売り上げを上げるチャンス!
では、本題の「雨の日の飛び込み営業が、効率が良くて結果が出やすい理由」についてです。
その理由は、雨の日は在宅率が高いですし、相手も暇なんです。
特に、台風の日などは最高です。
どこにも出かけられないので、家にいる人がほとんどです。
いつもは家にいないので、話を聞いたことがない人だったり、普段は忙しくて話を聞かずに断っている人など、営業マンにはありがたいお客さんがたくさんいます。
これは、飲食店やお店でも同じことです。
お客さんがあまりこないので、やることがなく、暇にしているオーナーさんが多いので、かなり結果が出しやすいです。
いつもより、話を聞いてくれる時間があるわけですからね。
営業の仕事は、こちらの気持ち次第で、結果が大きく変わります。
雨の日をプラスにとらえるのか、マイナスに考えるのかで、1ヶ月後・1年後の結果や成績は変わります。
ただ、こういう話をすると、「雨の日に行くと迷惑なんじゃないですか?」とか、「相手に嫌がられてしまうので、本当は話を聞いてくれるお客さんも聞いてくれないのでは?」という人がいます。
気持ちはわからなくもないですが、営業マンの考え方としてはNGです。
その理由についてお話していきます。
雨の日の飛び込み営業は迷惑?
「雨の日に行くと迷惑なんじゃないですか?」とか、「相手に嫌がられてしまうので、本当は話を聞いてくれるお客さんも聞いてくれないのでは?」という人に、いつも質問することがあります。
それは、「晴れている日に訪問したら、みんな笑顔で迎えてくれるのかな?」、ということです。
天気が良い日に行けば、「よく来てくれました、さぁさぁ、どうぞ」と、みんな歓迎してくれるでしょうか?
晴れの日でも不審がられたり、迷惑に感じられることは当然ありますよね。
「忙しい」と言われる確率も、かなり高いと思います。
「雨の日だから」とか、「この時間は迷惑」というのは、こちらが勝手に思っていることであって、相手がそう思っているとは限りません。
もしかすると、「お客さんに迷惑がかからないように」と思っていることが、本当はお客さんにとって迷惑なこともあります。
答えはお客さんが知っているので、何事もチャレンジしてみないと、答えがわからないんです。
雨の日の飛び込み営業は、大チャンスです。
「今月は売り上げの進捗率が悪い」、「今のままだと、成績を達成できそうにない」
そんなときに、雨の日の飛び込み営業はおすすめです。
私の会社の営業マンでも、希望者には実践させていますが、驚くほど結果が良い人が多いです。
コツとやり方を教えるだけで、普段、1件のアポイントを取るのに1日かかる営業マンでも、半日で2件とか取ってきます。
それくらい在宅率も高いですし、お客さんも暇なんです。
◆面白いように飛び込み営業で結果が出るようになる、訪問営業のコツ!
雨の日の飛び込み営業は2倍契約が取れる 結果を出す為の考え方!
私は、飛び込み営業は得意ですが嫌いです。
雨の日はもっと嫌いです。
今は、経営者という立場ですので、昔のように飛び込み営業をすることも少なくなりました。
現在の市場調査や、営業マンがより成績を上げやすい仕組みを作るために、たまにやるくらいになりました。
ですので、最近は雨の日に飛び込み営業に行くことはありませんが、雨の日の飛び込み営業が、コンディション的に最悪だということも知っています。
靴は濡れますし、カバンや服も濡れるので、早く帰りたい気持ちがMAXになりますよね。
当時は、早く取って早く帰ることしか考えていませんでしたので。
だからこそなんですが、考え方や気持ちを前向きにして、いかにその状況を自分に有利にするかが大切です。
「雨の日は取れない」と思っている営業マンが多い中で、あなただけ「雨の日こそチャンスだ」と考えていたとしたら。
言わなくても、結果は目に見えていますね。
雨の日の飛び込み営業の注意点は、靴が濡れて、靴下もビチョビチョ・・・という状態にならないようにすることです。
お客さんのところで、万が一靴を脱ぐことになったら、流石にマズイですからね。
雨の日の防水に人気のスプレー「アメダス」を1本持っておくと、便利ですよ。