こんにちは、岡田です。
今回は、飛び込み営業の挨拶についてのお話しです。
よく、飛込み営業で「ご挨拶だけ」と言う人がいますが、この「ご挨拶だけ」というのは2通りあります。
一つは、相手の警戒心を少しでも解くために言っているだけの言葉。
もう一つは、本当に「ご挨拶だけ」して訪問を終わるパターン。
飛込み営業で挨拶だけと言っている方、もし結果が出ていないのであれば、そもそもココが間違っているかもしれませんよ。
飛込み営業で担当者に会うために挨拶だけのトークを強化する
まずは、「挨拶だけ」のトークを、相手の警戒心を少しでも解くために言っているが、結果が伴っていない人向けです。
ちょっとしたコツと、ズラしのトークを覚えれば、受付を突破するのは簡単です。
訪問営業で「挨拶だけ」という入りは、よくあるパターンです。
私も使っていたことがありますし、入りとしては有効なパターンでもあります。
この「挨拶だけ」という言葉ですが、相手に「すぐ終わる用件です」と伝えるための挨拶言葉のようなものです。
相手のハードルをかなり低くして、小さいYESを取っておいて、徐々に本題に入っていくというやり方ですね。
例えば、こんな感じですよね。
「こんにちは、○○の岡田です、今度近くにお店出すんで、ご挨拶だけ回ってまして・・・、ちなみにね、こちらの会社の・・・」というような感じで、トークを続けていくわけです。
このトークの使い方としては、ご挨拶だけのあとに続ける会話は、本題と少しズレたように思われて、なおかつ相手が興味を引くような話題を準備しておくと良いですね。
相手が興味を引くようなトークは、たくさん考える必要はありません。
一つだけで十分です。
一つのトークを毎回続けていれば、トークの間や同調の取り方などが嫌でも上手くなっていきます。
トークは一つで十分ですが、その変わり万人に通用するようなトークが必要です。
この部分は徹底して考えましょう。
人から教えてもらっても良いですが、自分のモノになるまで磨き続けることが大切です。
飛び込み営業の入りで、「挨拶だけ」や「挨拶回りをしてまして」などのトークを使っている場合は、上記にあげたようなことを意識して行ってみてください。
飛び込み営業の挨拶回りが挨拶だけで終わっていませんか?
次に、「挨拶だけ」というのが、本気で挨拶だけになっている人です。
このタイプの人ですが、厳しい言い方をすると「やる気があるのか?」と思ってしまいます。
私の会社にも飛込み営業の人が来ますが、本気で挨拶だけして帰る人がいます。
トークややり取りを聞いていると、「私、○○の山田と申します。この地域の営業担当になりましたので、ご挨拶だけさせてもらってまして、ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」
→「(受付)申し訳ありません、今は必要ありませんので」→「わかりました、ではお名刺とパンフレットを置かせていただきたいのですが、宜しいでしょうか?」のようなトークです。
名刺とパンフレットを置くと、「では、またよろしくお願い致します」と帰ってしまう人が多いです。
正直「何しに来たんやろ」と呆れてしまいます。
こんなやり方を続けていたら、100件飛込みしても1件もアポは取れないです。
もし、万が一こんなことをしてしまっているなら、自分の時間を無駄に使っているので、勿体ないですよ。
世の中、飛び込み営業をサボってばかりで、訪問すら出来ない人がいるわけです。
その人たちに比べたら、かなり先に進んでいるわけですから、「挨拶だけ」で終わらずに、もう一歩先に進みましょう。
なぜ、本当に挨拶だけで終わってしまうのか?
一言で言うと、腰が引けているからです。
本当は存在しない壁のようなものを感じて、自分でハードルを高く設定してしまっています。
例えば、受付で「必要ない」と言われたとしても、担当者や社長に「必要ない」と言われたわけではありませんよね。
言葉は悪いですが、受付の人にあなたが扱っている商品が、その会社にとって必要か不要かという判断はできません。
ひょっとすると、あなたが扱っている商品が、その会社の環境を劇的に改善させることができる物かもしれないわけですからね。
ですので、いつも挨拶だけで終わってしまっているような場合は、もう一歩二歩、前に踏み込んでください。
いつも「必要ありません」で断られるなら、必要ありませんを利用して続けられるトークを考えればいいだけです。
「結構です」でも同様です。
断わる立場からすれば、「必要ありません」や「結構です」が必殺トークのようなものですので、それを簡単に返されると返す言葉がなくなりますので。
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飛込み営業で担当者に会えない 挨拶回りの挨拶だけで終わっていませんか?のまとめ
訪問営業の入りのトークの「挨拶だけ」は、相手の警戒心を緩める為に使うだけであって、本当に挨拶だけで終わってはいけません。
挨拶だけで終わってしまう理由は、ビビッてしまっているだけですので、毎日の訪問を無駄にしない為にも前に踏み込んでみてください。