こんにちは、岡田です。
今日は、営業中のサボりがバレた時、営業マンとしてどういう行動を取れば良いのか?というお話しです。
以前、こちらの営業のサボりは必ずバレるのでやめるべきでお話ししましたが、営業のサボりは結果的に必ずばれます。
サボっているのが発覚してしまった社員が取った行動についてです。
営業中のサボりがバレた時の正しい行動
営業中にサボっていることが発覚してしまった場合、あなたなら言い訳しますか?
それとも、サボっていないとシラを切りますか?
もし、言い訳したり、シラを切ろうと思っているのであれば、やめておいた方がいいですよ。
「会社にどう思われても関係ない」、「上司や周りの人に迷惑がかかっても関係ない」、「自分の心が全く1ミリも痛まない」という方であれば、言い訳したり、シラを切っても良いとは思います。
ただ、上記で挙げた例に対して、心の中に少しでも「いや、そんなことはない」という気持ちがあるのであれば、何よりも、まずは全力で謝罪することが大切です。
どんな謝罪の仕方が良いのか?
言い訳やシラを切るよりも、謝罪をした方が良い理由は明白で、わかりやすくいえば「役割を果たしていない」からです。
自分の気持ちや言いたいことがあるなら、まずは誠心誠意、謝罪したあとで述べるようにした方が良いですね。
ただ、もしあなたが人の何倍も数字をやっていて、ノルマも達成しているのに、売り上げを上げていない営業マンと同じような勤務時間や待遇の場合は、会社にも大きな問題があります。
そういう場合は、どうどうと休めば良いと思います。
私は、一営業マンだった時代は、人の3倍~4倍の数字をやっていたので、人の半分の日数しか働きませんでしたので。
そうではなくて、成績を上げることができていないにも関わらず、サボっていた場合は、誠心誠意謝りましょう。
営業マンに「サボってるやろ?」と問い詰めるのは、会社側もリスクがあります。
でも、それでも問い詰めるということは、それだけの確信を持っているからです。
そんな相手に、シラを切ったり、言い訳をしても無駄なことなんです。
余計に立場が悪くなってしまいますよ。
営業のサボりがバレたある社員の取った行動とは?
以前、こちらの営業で営業のサボりは日報や報告でバレるでもお話ししましたが、私の会社では、数字を達成している営業マンは、お昼に帰っても良いですし、週休3日でも良いとしています。
ただ、営業日報にある仕掛けがしてあるので、嘘の報告をしていると、バレる仕組みになっています。
その為、営業マンとしては、かなりサボりにくい環境ではあります。
そんな中でも、ある社員(K君)のサボりが発覚してしまいました。
かなり前のことですし、今は本人もバリバリやってくれていますので安心なのですが。(今回のお話は、K君に許可を取ったうえでお話ししています)
K君は元々、比較的売れている方の営業マンでした。
でも、ある時を境に、成績がどんどん落ちてきたんです。
上司が面談しても、「全然大丈夫です、ちょっと調子悪いだけで」と明るく振る舞っていたそうです。
でも、そんなK君のサボりがなぜバレたのか?
K君の成績が心配になった上司が、どんな営業をしているのかアポに同行しようと現地に行ったためです。
上司「K、今どこにいてる?」
K君「今は、○○(次の訪問先)のすぐ近くの△△です」
上司「今、俺もすぐ近くにいてるから、合流しようか、△△に行くわ」
K君「えっ、・・・」
このようなやり取りがあったそうなのですが、この時K君は△△にいませんでした。
別の場所でサボっていたんですね。
K君を会社に呼び戻して、今回の経緯を聞くことになりました。
その時、K君が取った行動は
①謝罪(関係者すべてに謝罪)
②なぜ、サボってしまったのか?どのくらいの期間サボっていたのか?
③チャンスをもらえるなら、心を入れ替えて、もう一度頑張りたい
④頭を坊主にしてきた
元々、営業成績は良かった方なのに、同期や後輩に抜かれたことで、負の気持ちが強くなっていってしまい、逃げてしまっていたそうです。
ただ、「本当に営業で成功したい気持ち」もありましたし、何より今までの信用や上司との信頼関係もあったので、今回に限って厳重注意という形で決着しました。
頭を坊主にするのは、個人的には余計だったと思いますが。(元々オシャレに気を使っていて髪型にもこだわりのある人だったので、坊主にすることでK君の中でのケジメにもなったんでしょうね)
営業のサボりが発覚した時の対応
K君が、サボってしまった事は悪いことですが、営業マンとしてのリカバリーは素晴らしかったのではないかと思います。
もし、あなたがK君と同じような立場になってしまった場合は、まず誠心誠意、謝罪する方が良いのではないでしょうか。
ただ、会社の信用や今までの実績もありますし、必ず許してもらえるわけではありませんので、サボらずにやった方が良いですね。
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