こんにちは、岡田です。
今回は、「飛び込み営業は迷惑な行為なのか?」ということについてです。
飛込み営業をしていると、「相手の方に迷惑なんじゃないだろうか?」と考えが頭をよぎることがあると思います。
”アポなし”で行くと迷惑なので、”アポ取りしてから”、という方もいると思います。
本当に飛込み営業は迷惑な行為なのか?
アポなしとアポ取りした後で行くのは、どちらが効率が良いのか?について、お話ししていきます。
目次
飛込み営業は迷惑なのか?
法人相手の飛び込み営業だと、「仕事中にいきなり行って迷惑になってしまうんじゃないだろうか」
飲食店相手の飛込み営業だと、「営業中なので迷惑ではないだろうか?でも、準備中だと仕込みで忙しいんじゃないだろうか?」などと考えてしまっていませんか?
確かに、飛込み営業は一定数の相手には迷惑な行為かもしれません。
どんな商品であっても、どんなアプローチであっても、飛込み営業を嫌いな人もいらっしゃいます。
でも、それは飛込み営業に関わらず、どんな仕事であっても、一定数のアンチはいます。
時間帯や失礼な態度、相手を騙すような商品を販売している、などの場合は迷惑だと思います。
(私が営業を始めた頃にやっていた、深夜1時まで回るリフォーム営業の時のような時間帯だと、完全に迷惑ですが)
ただ、礼儀もわきまえていて、良い商品を販売している場合、全ての人に対して迷惑なわけではありません。
例えば、こんな場合はどうでしょうか?
あなたは、飲食店の店舗設備を販売しています。
わかりやすく業務用冷蔵庫にしますね。
ある飲食店に飛び込みで訪問しました。
オーナーとお話ししていると、「最近、冷蔵庫の調子が悪い。だんだんと効き目が悪くなってきているし、容量も一回り大きなものにしたいと思っている」
「でも、安くないものだし、どうしようか悩んでいる」
例えば、このような飲食店のオーナーがいらっしゃった場合、業務用冷蔵庫を提案するのは迷惑なことでしょうか?
「なぜ、容量の大きなものにしたいのか?」
「冷蔵庫の効き目が悪いことで、どのようなデメリットが起きているのか?」
「毎月の売り上げはいくらなのか?利益は?現在、他に組んでいるローンはあるのか?」
などなど、色々ヒアリングしたうえで、最適な提案をして冷蔵庫を販売することは迷惑なことでしょうか?
喜ばれることはあっても、迷惑がられることは一切ありませんよね。
もし、あなたが行かなければ、このオーナーはそのままズルズルと古い冷蔵庫を使っていたかもしれません。
そして、急に冷蔵庫が壊れてしまって、高い金額で購入するハメになっていたかもしれませんよね。
私は、長い間営業に携わっていますが、「岡田さんが今日来てくれて本当に良かったよ、ありがとう」と感謝していただいた数は数えきれないほどあります。
世の中で必要とされるもの、ニーズのある商品を販売しているなら、自信を持ってください。
必ず、あなたのことを必要と思う人があらわれます。
全ての人に対して、”迷惑ではない”というつもりはありませんが、ニーズがある商品であれば、必ず喜んでくれるお客さんがいらっしゃいますよ。
飛込み営業のアポなしのメリットとデメリット
飛込み営業は、アポなしが当たり前なので、”飛込み営業のアポなし”という言葉は、ちょっと変ですね。
ただ、アポ取り後に行く場合と比べたいので、敢えて「アポなし」としておきます。
メリットとしては、”決裁者に会える確率が高い”、つまり”契約が取りやすい”ということですね。
デメリットは、”訪問件数に限りがある”ということですね。
あと、メンタルを削られやすいということです。
飛込み営業でアポ取りした場合のメリットとデメリット
事前にアポを取るので、もはや飛込みではなく、テレアポですね。
メリットとしては、”数多くあたれる”ということです。
電話をかけるだけですからね。
デメリットは、”決裁者に会える確率が低い”ということです。
テレアポだと、ほとんどの人に表面上の断りで、電話を切られてしまいます。
飛込み営業はアポなしとアポ取り後ではどちらが良いのか?
”アポなし”と”アポ取り”、どっちが良いのか?
どっちでも良いと思います。
誤解のないようにですが、突き放した意味の、「どっちでも良い」ではありません。
営業は、結果が出たやり方をしている方が正義ですので、あなたに合ったやり方で良いと思います。
もし、アポなしで断られてばかりで成果がなければ、テレアポでアポを取ってから訪問すれば良いと思います。
飛込みで行った時は相手にしてくれなかったけど、電話だと話しを聞いてくれる、ということもあります。
反対に、電話だと決裁者に繋いでくれなかったが、飛び込みで行くと決裁者に会うことができた、なんてことだってあります。
あまり、凝り固まった考え方だと、お客さんに良い提案もできないと思いますので、あなたに合う方法を試してください。
飛込み営業は迷惑なのか?まとめ
飛込み営業を迷惑だと思う人もいますが、一方で必要としてくれる人もいます。
営業に関わらず、何でも悪い方に目を向けてしまうと、自分がやっていることをどんどん否定してしまうようになってしまいます。
今、あなたが売っている商品が自信を持って勧められるようなものなら、諦めずにやり続ければ、必ず喜んでくれるお客さんが現れますよ。
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